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ハルリンドウの知恵

ハルリンドウの花を撮影していると
気づくことがあります。

花の中心の蕊に違いがあることに気づきます。

それは
IMG_3481.jpg

うっすらピンク色をした葯が見えるものと
白く二つに分かれた雌しべが見えるもの。

明らかに違いますね。

ではこれは何の違いなのでしょう?

雄花と雌花があるわけではありません。

実はハルリンドウは初め雌しべの花柱を取り囲むように
雄しべが付き、花粉を落とした後に外に倒れて
その後、雌しべの柱頭が開くという仕組みになっています。
これは自家受粉を避ける仕組みで
雄性先熟と言います。

知ってました?

ハルリンドウの花をマクロレンズで接写するとき、
蕊にピントを合わせますが、その時その違いに気づきます。

気づいていても詳しく調べることもなく
改めて調べてみて上記のような仕組みであることを知りました。

IMG_348.jpg

面白いですね。



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