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オニシモツケ [八方尾根]

シモツケソウのピンクと比べると
オニシモツケは見栄えからするとちょっと不利。

華やかではなくても堂々と群れて咲く様は
なかなかいい。
決して主役を務める訳ではないが
脇にいるだけで舞台を引き締めるそんな役割を持っている。

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栂池自然園に咲くその他の花々

昨日一昨日とワタスゲやコバイケイソウなどを
栂池自然園の広がる風景と共に紹介してきましたが
今日はその他の花をクローズアップの写真も含めて紹介したいと思います。

ヒオウギアヤメ
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久しぶりのヒオウギアヤメでしたが
とても美しく見入ってしまいました。

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クルマユリ
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亜高山帯の草原に咲くクルマユリ
やっぱりこのオレンジ色がいいですね。

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オタカラコウ
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キヌガサソウ
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雪解けと共に比較的早く咲き出す花なので
日当たりのいい場所では実になりかかったものも見られましたが
ここは日陰で雪解けの遅かった場所なのでしょう。
まだ綺麗に咲いていてくれました。

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タテヤマリンドウ
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コバイケイソウやワタスゲのように目立つ花に注目していると
湿原の足元に咲く小さな花を見落としてしまいます。
タテヤマリンドウが木道脇でよく咲いていました。

ゴゼンタチバナ
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いつ見ても葉の展開と花のバランスの美しい花だなあと思います。

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アカモノ
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紅い萼が印象的で花冠に入るほんのりピンク色が
可愛いいですね。

オオヒョウタンボク
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花は白くて地味なようにも見えますが
その姿は妖精が並んでいるように見えてきます。
秋の紅い実も2つ並んで可愛いですよ。

ハナニガナ
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ハナニガナは白い花と黄色い花がありますが
運よく一緒に咲いていてくれました。

マイヅルソウ
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大抵どこの山でも見かけるマイヅルソウですが
群生する様子もいいし個々で見れば名前の由来になった
鶴が舞うような姿もいいものです。

カラマツソウ
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手前の白い花がカラマツソウの群生。
山は右が白馬乗鞍岳で左が小蓮華山。

今回栂池自然園ではカラマツソウの仲間三兄弟が咲いていましたので
比べてみましょう。

まずはカラマツソウ
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モミジカラマツ
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ミヤマカラマツ
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この3種の見分けは葉の違いです。
まずはカラマツソウの丸みを帯びた葉の形を覚えてしまうといいですね。
これを覚えるとミヤマカラマツは葉の先が尖っていることが分かるし
モミジカラマツはモミジのように大きく開いていて
他とは全く違う葉であることが分かりますね。

シナノキンバイ
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栂池自然園で咲いていたのはこの1輪のみ。
もう少し標高の高い場所でないとシナノキンバイは見られません。
ハクサンイチゲはないようです。

ハクサンコザクラ
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遠くに咲いていたため望遠で切り取って
さらにトリミングしてあります。

イワイチョウ
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ミヤマツボスミレ
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一輪だけ見つけたミヤマツボスミレ。

オオバミゾホオズキ
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ミツバオウレン
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ミソガワソウ
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白馬岳の周辺では比較的よく見られますが
久しぶりに見た気がします。

以上栂池自然園に咲く花レポートでした。


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ワタスゲ広がる栂池自然園 [栂池自然園]

栂池自然園に広がるワタスゲを見るのは初めて。

見頃になっているとの情報は掴んでいたが
どの程度なのか知らない。
以前訪れたことのあるワタスゲが一面に広がる尾瀬の風景がよぎったが
そんなこともないだろうと歩いてみると
規模は小さくてもいい感じのワタスゲが広がっていた。

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ワタスゲの白い穂は花が終わった後のいわゆる綿毛。
花は6月頃に咲くが地味で目立たない。

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毎年どこかでワタスゲを見ているが
この広がりと景観は尾瀬以来だった。

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ワタスゲと白馬岳
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栂池自然園とコバイケイソウ [栂池自然園]

栂池自然園を訪れたのは久しぶり。

まだロープーウェイも出来ていなかった頃は
春、夏、秋と季節を変えてよく訪れていました。

直近で訪れたのは5年ほど前の秋。
白馬大池まで登ってそこでテントを張って
大池周辺の紅葉を楽しんだ帰りに栂池自然園の紅葉を楽しみました。

だから花を目的に散策するのは久しぶり。

ネットでは自然園の今の情報が頻繁に更新されるので
凡その状況は分かっていましたが
今年はコバイケイソウが当たり年とか。

まあ気軽に散策が楽しめる場所なので
のんびり散策しようと思って朝一のロープーウェイに乗って入園しました。

コバイケイソウは情報通りよく咲いていましたが
湿原入り口付近では既にピーク過ぎ。
奥の方でまあまあの状態で咲いていました。

天気も良く白馬岳がよく見えました。
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栂池自然園の花は続きます。


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ツチアケビとカキラン [ときめきの野草]

長野県のとある湿地を訪ねたら
ツチアケビとカキランが咲いていました。

車中泊した朝、急に行ってみたくなって車を走らせました。
予定にはない行動です。

何かあるかなと思って覗いてみると
必ず何かがある。
何もなかった、つまらなかったということは一度もなく
思いが浮かんだ時はそれなりに意味があるといつも思っています。

偶然ではなく必然的にそこへ行く。
行けばその理由がわかる。
なんとなく気になって脇道に入ってみると
思わぬ花が咲いていたなんてことはよくあります。

ところが以前この場所にいい花が咲いていたから
また覗いてみたという場合は外れることもあります。

ここが面白いところで
期待すると期待外れが生じる。
外れないこともあるが外れた時はがっかりする。
咲いていたとしても以前咲いていた時と比較してしまう。
あの時の方が良かったと。

でも期待もなしになんとなく覗いた場所で見つけた花は
どんな状況であれトキメキが生まれる。

私が好きなのはこのトキメキ。
だからあまり目的の花を求めて出かけるということが少ないのです。

出かけた場所で一番輝いている花を見ればいい。
生き生きと咲いている花を見るのは気持ちがいい。
今を旬に咲く花はエネルギーの波動が高い。
その高い波動に触れると心地よくなるのは当然のことかも。

これが私の散策スタイルです。

ツチアケビ
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カキラン
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やっぱり高山植物が好き 続き [八方尾根]

やっぱり高山植物が好きとして先日八方尾根から唐松岳に向けて
登った時の写真を紹介しましたが
今日はその続き。

ダブる花もありますが
紹介していない写真です。

イブキジャコウソウ
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クガイソウ
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ミヤマリンドウ
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ムシトリスミレ
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ミヤマママコナ
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アカモノ
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イワカガミ
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ツガザクラ
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ツマトリソウ
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イワシモツケとハッポウウスユキソウ
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イワシモツケ
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ハッポウウスユキソウ
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コバイケイソウ
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オオサクラソウ
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オヤマソバ
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ミヤマダイモンジソウ
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ユキワリソウ
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クモマミミナグサ
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ハクサンタイゲキ
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ヤマブキショウマ
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ミヤマトウキ
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キバナノカワラマツバ
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サンカヨウ
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ニッコウキスゲ
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ネバリノギラン
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シモツケソウ
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キンコウカ
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コケモモ
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ベニバナイチゴ
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ハクサンシャクナゲ
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ハイマツ
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イワイチョウ
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クルマユリ
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まだ撮影した花はありますがこの辺で。

高山植物の魅力は
厳しい環境の中で命を育む知恵を獲得していること。
華やかで美しい花が多いのは
短い期間に実を結んで子孫を残そうとしているから。
だから本当に綺麗な状態で見られるのは1日か2日しかありません。

山に登って美しい高山植物の花に出会ったら
そんな命の営みを感じ取ってあげるといいかもしれません。


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鎌池湿原 [八方尾根]

八方尾根の最後のリフト乗り場のすぐ前に広がるのが
鎌池湿原。

四季折々の花が咲いてとても素敵なのですが
ほとんどのハイカーは少し眺めるだけで素通りしていきます。
私は湿原をゆっくり一周しながら撮影して
さらに奥まで足を伸ばしてお気に入りの花と対峙します。
特に奥には魅力的な花が多く咲いていて
誰もいない中一人悦に入って撮影することが多いのです。

今回はコバイケイソウが盛りを過ぎ
ニッコウキスゲが広がりつつある状況でしたが
鎌池湿原ならではの景観はとても素晴らしいものでした。

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朝霧の湿原と可憐な花々 [親海湿原]

白馬村に出かけると必ず寄っている親海湿原。
季節ごとに違う花が見られるので
とりあえず寄ってみることにしている。

今回は山登りがメインだったので
登る前の朝の早い時間帯を利用して立ち寄ってみた。

まだ陽が明けて間もない5時15分頃。
車中泊した場所で朝霧が出ていたので
恐らく湿原にも出ているはずと思って行ってみると
想像通りの状況だった。

霧が濃すぎても絵にならないが程よい霧は
とてもフォトジェニックで大好き。

咲いている花もしっとり濡れていい感じ。

湿原ではコオニユリ、コバギボウシが咲き出し
クサレダマとドクゼリはピークを迎えつつある状況だった。

コバギボウシ
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コオニユリ
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クサレダマ
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ドクゼリ
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ヨツバヒヨドリ
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いつもいつも素敵な出会いがある親海湿原。
やっぱり朝がいいね。


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やっぱり高山植物が好き [八方尾根]

私が山に登り始めたのは
ただ単に高山植物の花が見たかったから。
初めて登った山がいきなり白馬岳だったのも
日本一の花の山と知ったから。
もう35年前のことになります。

それ以来花で有名な山はほとんど登ってきました。
初めのうちだけ山小屋泊まりをしていましたが
混雑するのがいやですぐにテント山行に切り替えました。
まだ若かったので少々荷物が重くなっても
平気だったんですね。

ところが最近はテントを担がずに身軽で登っても
足がついていかず休憩ばかり。
すぐに足が痛くなって下山時には大抵痛めた足を引きずっているというありさま。

それでも山に登りたいのは花が見たいから。
そして花のいい写真が撮りたいから。

特に珍しい花ではなくてもなんでもいい。
今を旬に生き生きと咲いている花があればそれだけでいい。
もちろん山らしい景観とセットならなおいいが。

昨年はコロナ禍で八方尾根を1度歩いたきり。
夏にテント山行を一度もしなかったのは山に登り始めて初めてのこと。
今年も山小屋やテント場にいろんな制限が出ているので
どうしようかなと思ってるところ。

今回八方尾根から唐松岳を目指して花の撮影をしてきました。
よく知っている山なのでどこにどんな花が咲くか分かっているつもり。

なのでお馴染みの花ばかり。
でも八方尾根より上に登ってみて
やっぱり自分は高山植物が好きなんだなと改めて思った次第。
昨年登れなかったことも影響しているのかも。

大好きな高山植物に向き合っていると時間の立つのも忘れてしまう。
だから結局目指した唐松岳山頂まで足を伸ばすことが出来なかった。
日帰りなので最終リフトに間に合わないとまずいので
12時過ぎあたりまで登ってその時間を過ぎたら下山しようと。
結局もう少しで唐松山荘というところで引き返してきました。

見たかった花もあったけれど悔いはなし。

では2年ぶりの高山植物あれこれです。

ヨツバシオガマ
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エゾシオガマ
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コバイケイソウと八方池
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コバイケイソウ
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ミヤマオトコヨモギ
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イワカガミ
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ハクサンチドリ
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テガタチドリ
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チングルマ
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イワギキョウ
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カライトソウ
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ミヤマムラサキ
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タカネアオヤギソウ
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タカネシュロソウ
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クロトウヒレン
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タテヤマウツボグサ
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タカネマツムシソウ
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タカネナデシコ
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ナナカマド
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続きます。




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大好きなオオカラマツ [八方尾根]

八方尾根では素敵に目に映るオオカラマツも
他の山で見かけてもあまりインパクトがありません。

その差は咲いている場所によるものなのでしょう。
他の山で見かけても草地に咲いているので
どうもごちゃごちゃしてすっきりとした写真が撮れないのですが
八方尾根は文字通り尾根に咲いているので
背景がすっきりしてオオカラマツの個性が浮き出てきます。
細かい小さな花でも背景が抜けることによって
輪郭がはっきり見えてきます。

今回出会ったオオカラマツもその典型的な場面でした。

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決して華やかな花ではありませんが
この風情というか佇まいが好きなんです。

八方尾根だからこそこのような写真が撮れるんですね。

だからまた登りたくなる。
そういうことなんです。


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