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それぞれのタンポポ [身近な野草]

一口にタンポポと言っても種類は色々。

最もよく見られるのが全国に広がっているセイヨウタンポポ。
日本古来のタンポポも色々あって
私の住む東海地方ではトウカイタンポポ、
関西にはカンサイタンポポがあって
関東ではカントウタンポポ。
そして北日本に多いエゾタンポポなど。
さらに西日本に多いシロバナタンポポも。

見分けは総苞が反り返っているかいないかが大きな識別ポイント。
反り返っていればセイヨウタンポポで
反り返っていなければ日本古来の在来タンポポだが
カンサイタンポポやトウカイタンポポやカントウタンポポをどう見分けるかは
なかなか専門的で難しいところ。
総苞片の作りであったり突起があるのかないのかなど
図鑑には解説が載っているので関心のある人は図鑑やネット検索で
確認してくださいね。

今日ここで紹介するのは自宅周辺で見られる3種。
トウカイタンポポとセイヨウタンポポとシロバナタンポポ。

セイヨウタンポポ
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総苞片が反り返るので分かりやすいが
花が大きく舌状花の数が多いので
丸く大きな感じのものが多くゴージャス感がある。


トウカイタンポポ
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総苞片が反り返らないのと
セイヨウタンポポと比べると舌状花が少なく華奢な感じがする。


シロバナタンポポ
IMG_2817.jpg
花が白いので説明はいらないですね。
私の住む愛知県の西三河地方では少なく
時々見かける程度なので珍しい部類に入る。


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最期のアリアケと色変わりのスミレ [スミレ]

もう咲いてないだろうと思ったアリアケスミレが
最後の最後、私が確認しに来るのを待っていたかのように
咲いていました。

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相変わらず美しいアリアケスミレです。
咲き始めから約1ヶ月もの間場所を変えて咲いてくれたことに感謝です。
また来年もよろしくと声を掛けておきました。

そして色変わりのスミレ。
毎年同じような場所で咲いてくれますが
今年は少し少なくなりました。

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3年前はこんな感じで何か所か咲いていましたが
スミレの色変わり 2018-04-05 IMG_4796.jpg

まあ変異のスミレなので
ずっと咲くということもないのでしょうね。

こちらも楽しませてくれました。

これにて近所のスミレは本当に終了です。


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マツバウンラン 白花も [身近な野草]

ここ20年くらいの間に急速に増えた帰化植物のマツバウンラン。

道端や堤防などが紫色に染まる光景が随所で見られます。

とかく帰化植物はとやかく言われますが
爽やかな花なので個人的には心地よい印象を持っています。

今日たまたま通った道沿いにも紫の帯が出来ていて
見事だなあと思っていたら白い塊が目に入ったので車を停めて確認してみました。

案の定マツバウンランの白花でした。
ややピークを過ぎていましたが初めて見るものでしたので
撮影してきました。

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白花
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フデリンドウとハルリンドウ [ときめきの野草]

ハルリンドウの花が終わるとフデリンドウが咲き出す。

もちろん同時に見られる場合もあるが
咲く環境が少し違うので同じ場所で観察できることは稀。

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ハルリンドウのような一つ一つの花の華やかさはなくても
花束状に咲く様子はフデリンドウならではの美しさ。
花が小さいのもいい。

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せっかくなので
少し前に撮影したハルリンドウの花も掲載しておきましょう。
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ピンクのハルリンドウ
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ハルリンドウは白花やピンク系の色変わりを時々見かけるが
フデリンドウの方が見かける頻度は少ない気がする。


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シハイスミレ [スミレ]

愛知県ではマキノスミレはあちこちで観察できるが
シハイスミレは少ない。

もともとシハイスミレの分布は西日本でマキノスミレは東日本。
愛知県はその境目あたりに位置している。

今回シハイスミレを観察した場所は愛知県の東部の山間部。
なのでシハイスミレの観察としてはぎりぎりの場所なのかもしれない。

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フイリシハイスミレ
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私が野草観察のために好んで出かける場所は
岐阜県や長野県方面が圧倒的に多く
西日本方面は極めて稀。
せいぜい滋賀県あたりが西日本ということになるのだろうか。

シハイスミレとの出会いが少ないのはそんな理由から。

それでもスミレシーズンに滋賀県に出かけると
大抵どこの山でもシハイスミレを見つける。
普通に咲いている印象がある。

好きなスミレなのでもう少し意識的に西日本方面に出かけてみようか
なんて思ってるところ。
日本海側に咲くスミレも魅力的なので
ここは計画を立ててみようとこのブログを書いていて
急に思い立った。

さて実現できるかな?


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スミレ満開 [スミレ]

自宅近くに咲くスミレ(マンジュリカ)が満開を迎えました。

田んぼの畦や土手に咲くスミレですが
毎年状況が変わるので楽しみでもあり
ちょっと心配でもあります。

草刈りや除草剤など試練の多い田んぼ周辺ですが
それでも毎年どこかで花を咲かせ
今年もこんな見事な群生を見せてくれました。

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この辺では花弁が白くなる色変わりも時々見かけます。
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これで自宅周辺に咲くスミレはほとんど終わりました。

ノジスミレから始まって
アリアケスミレ、ヒメスミレも大群生が見られ
最期のスミレも真打的な存在でトリを務めてくれました。

さてこれからは少し遠出をしながら
違う種類のスミレの散策が始まります。

毎年40種を超えるスミレを見ていますが
今年はどれだけ見られるのでしょう?

今月はスミレを見るための遠征も予定しています。


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シュンラン [ときめきの野草]

毎年どこかで見ているシュンラン。

今日はこれまでとは違う場所で観察してきました。

以前は身近に見られるランの一つで
特に珍しくもなかったのですが
最近は見る機会がめっきり少なくなっています。

減少した大きな原因は乱獲。
蘭ブームもあって自生のシュンランが盗掘され続けています。

この話をすると長くなるし気分も悪くなるので
今回は止めにしておきます。

ともあれ今日出会ったシュンラン。
自然の中で伸び伸びと花を咲かせているそんな印象を持ちました。
周囲には10株ほどあって
それぞれ思い思いの咲き方をしていて
なんだか微笑ましい感じがしました。

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畑に咲くカラスノエンドウ [身近な野草]

今日は午前中は田んぼの作業で
午後からは畑の作業。

つまり農作業の一日でした。

でも畑の畝に生えるカラスノエンドウに西日が当たって
いい感じに輝いていたので
刈り取る前に撮影しておこうとカメラを向けました。

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道端で見るカラスノエンドウも綺麗ですが
自分の畑に咲くカラスノエンドウはまた一段と綺麗。
欲目かもしれませんが。


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タチツボスミレコレクション [スミレ]

日本で最も普通に見られるスミレがタチツボスミレ。

どこでも見られるスミレなので軽視されがちだが
花の美しさや多彩さは他のスミレを凌ぐかもしれない。

そんなタチツボスミレの最近撮影した写真と
これまでに撮影したコレクションの中から一部を紹介したい。


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2022/04/01 岐阜県

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2022/04/02 岡崎市

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2022/04/05 豊田市

以下の写真はコレクションの中から
タチツボスミレ 高尾山 2019-04-12 DSC_4106.jpg
高尾山

2006_050奥伊吹オオバキスミレD70S 202.jpg
滋賀県

2006_0318香嵐渓D70S 158.jpg
豊田市

タチツボスミレ 豊田市 20140331 5DⅡ.jpg
豊田市

タチツボスミレ 白馬村 2007_0501  395.jpg
白馬村

2006_0318香嵐渓D70S 044.jpg
豊田市

一口にタチツボスミレと言っても
いろんなタイプがあるので注意して見てみると面白いかもしれないですね。


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キランソウとタチキランソウ [身近な野草]

キランソウに似た花にタチキランソウというのがある。

初めて知ったのはもう20年以上前のことだが
知らない頃は色が濃く少し大きめのメリハリの利いたキランソウがあると思っていた。

識別は花冠の上唇が大きく二裂することで
キランソウの上唇は小さくて僅かに二裂している程度。

実際に花を見ればかなり違うことに気づくはずだが
知らないと気づかずにいることもあるかもしれない。

キランソウ
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タチキランソウ
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名前のように少し立ち上がる傾向も強い。

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DSC_6041.jpg

写真のタチキランソウは特に特徴が顕著なので
間違えることもないが
中にはキランソウ同様に地に張りつくように咲いているものもあるので
そんな時は上唇を見てみれば結論が出るはず。

写真に撮るにはタチキランソウの方が華やかさがあっていい。


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