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ミツバの小さな花 [身近な野草]

ミツバはセリ科の野草。
セリに匹敵する美味しさなので
見つければ少しだけ摘んで頂くようにしていますが
花の時期には積極的に向き合うこともなく
とりあえず撮っておくかという程度でした。

それでもミツバの花をなんとかそれらしく撮れないか
何度も試みたことがあります。
でもアップにすればなんだか分からない写真になるし
引いて撮れば花の様子が見えてこない。
そんなこんなでミツバらしい写真は撮れたことがありません。

でも今回は少しだけミツバらしい写真が撮れたのではないかと
思って紹介しましょう。

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なんだこんな写真と思わないでくださいね。
ミツバらしい特徴を捉えた写真はなかなか撮れないのですから。

葉の様子を入れて花も取り込むと
花の様子はこれが限界かも。
でも雰囲気と言うか佇まいはいい感じではないかと思っています。

では花の様子が分かる写真を
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花の様子はそれとなく分かっても
アップにすると結局ミツバとは分かりにくい写真ですね。

だから植物写真としては1枚目の方が
ミツバらしさがあっていい写真ということになります。


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ニリンソウの海 [白馬村]

ニリンソウの群生はあちこちで見ていますが
ここは姫川源流に咲くニリンソウ。

何度も訪れている場所ですが
ニリンソウの満開に出会えたのは初めて。

まるでニリンソウの海のような光景でした。

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フタバアオイ [白馬村]

お寺の境内脇の林の中に
フタバアオイが群生しているのを見つけて
撮影してきました。

フタバアオイの花は紫褐色をしていて
しかも葉の下に隠れています。

なので知らなければ葉の下に花が隠れていることには
気付かないはず。

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徳川家の葵の御紋はこの葉からデザインされています。

さて一面に広がるほど群生していても
葉の下に隠れる目立たない花を撮影するのは
なかなか難しいものです。

幸いこの日は土手にも多く生えていたので
その中からなんとか撮影することができました。

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オドリコソウ [白馬村]

白馬村に咲くオドリコソウは
うっすらピンクのものと白い色のものが見られます。

笠をかぶった踊り子に見立てた名前は
ナイスネーミングですね。

群生することが多いので一面オドリコソウなんてこともありますが、
花と向き合うならぱらぱらと咲いていた方がいいかもしれません。

撮影は田んぼの間を流れる小さな川の土手。
美味しそうなヨモギが生えていたので
それを少しばかり採っていたら咲いているのを見つけたものです。
どちらも同じ場所で撮影しています。

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春まだ浅き猿倉 [白馬村]

白馬岳の登山口にもなっている猿倉。

白馬村を訪れる度に立ち寄っている場所ですが
久しくここから白馬岳を目指して登っていません。
以前は大雪渓を直登するのではなく、鑓温泉小屋から天狗山荘を目指したものです。

5月11日の午後、猿倉に着いてみると
残雪もあってまだ春は始まったばかり。
麓では桜の花も終わって田植えが始まっているというのに
ここはようやく春を迎えつつあるところ。

1時間ほどの滞在でしたが
私の目に映った春まだ浅き猿倉の様子を
お届けします。

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次は6月中旬頃に訪れる予定にしています。
大雪渓までの散策予定です。


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咲き始めのミツガシワと咲き残りのリュウキンカ [白馬村]

ミツガシワもリュウキンカも湿地に生える多年草。

どちらも群生することが多いので
そんな場面に出会えると気持ちが高揚するものです。

今回は咲き始めのミツガシワと
咲き残りのリュウキンカなので群生ではありませんが
一つ一つの花の美しさは
群生していようとそうでなかろうと変わらないもの。

ミツガシワ
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花冠に生える縮れた毛が魅力的なので
その表情を接写したいところですが
すぐ近くに生えていないと思うように撮影できない
もどかしさがあります。

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リュウキンカ
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リュウキンカで忘れられないのが尾瀬に咲くリュウキンカ。
尾瀬ヶ原の木道を歩きながら見たリュウキンカの広がりは
今でも目に焼き付いているほど。
ミズバショウよりも強い印象として残っています。
もう20年以上前のこと。
そろそろもう一度出かけたくなってきました。

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白馬三山投影 [白馬村]

白馬村から望む白馬三山はいつ見ても美しい。

どの季節も好きだが
私が一番好きなのは残雪たっぷりの春の白馬三山。
麓ではサクラが咲き足元にはスミレの仲間やキクザキイチゲが咲く。

時々宿に宿泊することもあるが
ほとんどは車中泊。

東の空がうっすらと白みはじめる頃に起きて
身支度を整えたうえでお気に入りの場所に移動する。

白馬三山が綺麗に見えるポイントはいくつもあるが
季節によって撮影する場所を変えている。

5月は白馬村で田植えが始まる季節。
田植えが済んでいれば植えられたばかりの苗を前景に
白馬三山を狙う。
この日は田植えが始まったばかり。
植えられた田んぼは僅かしかなく、前景にできる場所はなかった。
その代わり水の張られた田んぼがあったので
そこに白馬三山を投影して撮影することに。

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風景写真のよく知られた撮影スポットでは
朝早くから場所取りが始まって混雑もするが
私が撮影する場所ではカメラマンに会ったことは一度もない。

だからこの景色も私だけのもの。

とにかく朝が綺麗。
日が高くなってもそれなりに美しいが
朝の湿度を含んだ空気感の中で見る白馬三山は
見ないと損と言いたいくらい。

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写真はどれもクリックすると拡大するので
より臨場感を感じてみて下さい。


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サクラスミレとチシオスミレ [スミレ]

サクラスミレとチシオスミレと書くと
スミレに詳しくない人から見れば
全く違うスミレに思えるはず。

でも実際には葉に違いがあるだけ。
サクラスミレの葉は緑色をした普通の葉に対し
チシオスミレの葉は葉脈に沿って紅紫色の斑が入るという違いだけ。

その斑の色を血潮と名付けてチシオスミレとしたという訳です。

葉に斑の入るスミレは多く
そのほとんどはフイリと名前の頭につけています。
例えばフイリフモトスミレ、フイリシハイスミレ、フイリミヤマスミレ等々。
これらの斑は白い色。

ところがタチツボスミレの葉に紅紫色の斑が入るものがあって
それはアカフタチツボスミレと名付けられています。
チシオタチツボスミレとはならないのです。

ややこしい。

まあこんな風にスミレの仲間は
少しの違いだけで名前を変えている場合が多く
他の植物にはない傾向があります。
それだけスミレを研究したり愛好する人が多いからかも
しれませんね。

サクラスミレ
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蕾も愛らしい
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チシオスミレ
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斑が入るか入らないか
たったそれだけで全く違うスミレのように
思えてしまうスミレの名。

他にも僅かな違いで名前の違うものが色々あります。

スミレに限らず植物はいろんな変異があるもの。
人間だって毛深い人もいればそうでない人もいるでしょ。
丸顔もあれば四角い顔もあるでしょ。

少しの違いで名前を変えていったら切りがないですね。

とそんなことを言いながら
細かいところをチェックして楽しんでいる
私がいることも事実。



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2年ぶりのゲンジスミレとイブキスミレ [スミレ]

昨年はコロナ禍で外出自粛を真面目に実行していたので
大好きなスミレも例年の半分以下しか見られずに終わりました。

今年は昨年と比べるとさらにコロナウィルスが蔓延していて
緊急事態宣言が出されている都府県もあるので
やっぱり外出自粛するべきなのでしょうね。

それでも外出自粛要請の意味を考えてみると
人との接触を避けることが一番の狙いのはず。
だったらたとえ県外に移動したとしても
人との接触を避ければ特に問題はないのかなと思ってみたりもします。

今回白馬村に出かけてきましたが
買物でコンビニに2回立ち寄ったことと、
給油をした以外人との接触はなし。
散策中に数人すれ違っただけでもちろん会話もなし。

と自己弁護しておいてから
本題のゲンジスミレとイブキスミレの紹介をしますね。

冒頭にも書いたように昨年は見ることが出来なかったので
2年ぶりの観察。

特にゲンジスミレは見る機会が減っているスミレなので
見られただけでも良かったと喜んでいます。
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何株か咲いていましたが
状態があまりよくなくお見せできるのはこの1枚だけ。

そしてイブキスミレ
ゲンジスミレと比べれば咲く場所はかなりあちこちにあって
タイミングさえ合えば普通に見られますが
今年はどの花も早く咲いているので終わっているかもと
思って覗いてみたら案の定、ほぼほぼ終わっていました。

それでも唯一この株だけ
綺麗な花をつけて咲き残っていてくれました。
DSC_9813.jpg

優しい色合いと
しなやかな佇まいが魅力的なスミレです。


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白馬村 ハルザキヤマガラシ咲く風景 [白馬村]

白馬村を訪れる目的は
お気に入りの野草を見ることがメインですが
もうひとつの楽しみは
田園風景の中に咲く道端の野草たち。

晴れた日の朝は特にドラマチックな情景を見せてくれるので
楽しみに散策することにしています。
何か目的の花がある訳ではなく
その日その時に咲いている野草を白馬村の風景の中に
取り込めればそれでいい、そんな感覚で撮影しています。

この日はハルザキヤマガラシが特に印象的で
道端や畦によく咲いていました。
田植えが始まったばかりで田んぼには水が入り
残雪の白馬岳も投影してくれて白馬村ならではの
情景を楽しんできました。

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