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ヒゲネワチガイソウ [ときめきの野草]

白くて小さくて華やかさは全くないのに
どこか惹かれる魅力を持っているヒゲネワチガイソウ。

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野草の魅力というのは
花の美しさだけでなく
咲いている環境や佇まいも大いに関わってくる。

ヒゲネワチガイソウは山野に生える多年草で
あまり日当たりのよくない少し薄暗いような場所で見かけることが多い。
写真に撮っても絵にしにくいし
なんとなく華奢な印象を持つのは
葉が細いしなんとなくひょろひょろと立ち上がっているように
見えるからだろうか。

それでもいい花だなあと思えるのは
白い花弁と赤味を帯びた葯との取り合わせだろうか。

どんな野草も人によって見え方が違うが
私には愛おしく素敵な花に見える。

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ウスバサイシン [ときめきの野草]

カンアオイの仲間は見分けが難しいものが多いが
ウスバサイシンは比較的分かりやすいかな?

どんな特徴があるかと問われると
明確にこうですと答えられるだけの知識がないので困るが
葉は薄く先が尖るのが大きな特徴ともいえる。

葉と花の全体的なバランスや雰囲気から
感じ取ってほしいというのが私の見解。

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花は葉の下に隠れるように咲くので撮影はかなり難しい。
特に天気のいい日は影が強くなってなんだか分からない写真になることが多い。
見かけても撮らずに素通りするなんてこともしばしば。

でも独特の雰囲気と個性を持った面白い植物ですね。


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ノアザミ・チガヤ・ニワゼキショウなど [矢作川]

矢作川に咲く野草のほとんどは帰化植物。
もちろん在来の植物もあるが
帰化植物の占める割合はかなり多い。

野草を観察する時、帰化植物は軽視されがちで
在来の植物は重宝される傾向にあるが
私はあまりこだわらない。

帰化植物が在来の植物の住処を奪って問題視されることはしばしば。
それはそれで問題だが植物に責任はない。

オオキンケイギクのように良かれと思って入れたら
大繁殖することが分かって特定外来生物に指定されるなんてこともある。
問題なのは植物にあるのではなく人間の行い。

正しいと思って行動したことが後になって間違っていたなんてことは
いくらでもある。
それは人間中心に物事を考えているから。
その人間中心の考え方の根底には損得の欲が絡んでいる。

地球を含めてすべての存在はトータルのバランスの中で
命が育まれている。
人が手を加えなければそのバランスが維持されるが
手を加えることによってバランスが崩れ
問題が生じる。

これはあらゆることに通じること。
植物だけに限ったことではない。

いい植物と悪い植物があると思うのは間違い。
好きな植物と嫌いな植物はあってもいい。
それは個人の感覚だから。

本来あらゆる存在はいいも悪いもない。
人が勝手にいいの悪いのと判断しているだけ。

チガヤ
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ニワゼキショウ
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ノアザミ
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ヘラオオバコ
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ミヤコグサ
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スイバ
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シロバナマンテマ
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人に対してもそうだが
植物に対して偏見の目を持たないこと。
あるがままの命をあるがままに見れば
どんな植物も命の躍動が見えてくる。

みんな地球という住処の住人なんだよ。


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矢作川に咲くノイバラ [矢作川]

矢作川にはノイバラが多く自生していて
ほとんどどこでも見ることができますが
下流域にはまとまって生えているところが多くあります。

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近くに行くと甘い香りが漂ってきて
心地よいですね。
爽やかな花ですがすぐに傷んでしまうので
綺麗な花は僅かしか見られません。


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矢作川下流域に咲く花 ハマエンドウなど [矢作川]

矢作川下流域に咲くハマエンドウとハマヒルガオ。

10年前と比べるとすっかり減ってしまって
特にハマヒルガオは虫の息。

それでもハマエンドウは今年は例年になくよく咲いてくれた。

ハマエンドウ
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ハマヒルガオ
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コウボウムギ
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ハマエンドウと一緒に
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ハマダイコン
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コマツヨイグサ
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これらの花が咲く場所は
極めて狭い限られた場所だけ。
10年ほど前まではもう少し海浜植物の咲く環境が保たれていたが
最近は草に埋もれつつあります。


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ミヤコグサとシロバナマンテマ [矢作川]

5月上旬は矢作川散策が面白い。

珍しい花がある訳ではないが
色とりどりでいろんな野草が楽しめる。

私が散策するのは下流域がほとんどだが
最下流域ではハマエンドウやハマヒルガオやコウボウムギが見られ
少し上流の方に行けばノイバラが群生している。
足元の野草は帰化植物が多いがあるがままの自然体に咲いている様子が
なかなかいい。

主な野草はノアザミ、マンテマ、シロバナマンテマ、
ミヤコグサ、ニワゼキショウ、ヘラオオバコ、マツバウンラン、
セッカニワゼキショウ、ニガナ、アカバナユウゲショウ、
もちろんムラサキツメクサやシロツメクサやハルジオンも。

ありふれた野草ばかりでもなぜか矢作川に来ると
撮りたくなる被写体が多い。

今日はいろいろと撮影してきたので
順を追って紹介したい。

まずはミヤコグサとシロバナマンテマのコラボ写真。

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こんな場面も出会えそうで出会えないもの。
光の加減やシチュエーションは矢作川だからこそ
見られるのではと密かに思っている。

私の矢作川愛がこんな場面を引き寄せているのかも?

写真の整理が出来たら
色々と紹介しますね。


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ミズバショウ [ときめきの野草]

ミズバショウで有名な場所は全国あちこちにあるが
最も有名な場所はやっぱり尾瀬だろうか。

私も随分前のことになるが
ミズバショウの咲く頃に尾瀬に出かけたことがある。
尾瀬ヶ原の湿原に広がるミズバショウの群生は
それはそれは見事で
朝の少し早い時間帯に起きて至仏山をバックにミズバショウを
夢中で撮影したものだ。

他には戸隠の越水ヶ原のミズバショウも良かったし
ひるがの高原のミズバショウも広がりがあっていい。

そして最もよく出かけている場所が
白馬村にある落倉自然園のミズバショウ。
規模は小さいが景観がよく人が少ないのもいい。

ミズバショウを見るためにわざわざ出かけることはないが
スミレや春の野草を観察するついでに立ち寄ることが多い。

今回は群馬・新潟と散策を楽しんだ帰りに立ち寄ったもの。
少しピークを過ぎていたがまずまずの咲きっぷりで
ひんやりとした朝の空気の中で心行くまで撮影させてもらった。
30分ほどの滞在だったがその間誰とも行き会うこともなく
静かに撮影できた。

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尾瀬ではミズバショウの群生と同様に
リュウキンカの群生も見事。
もう一度その光景を見てみたいが実現できるだろうか?

落倉自然園では少しだけリュウキンカも咲いていたので
証拠写真。
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めでたい紅白のイカリソウ [ときめきの野草]

花が舟の碇に似ているところから名付けられたイカリソウ。

個性的な花なのですぐに覚えられるが
花の色は多彩で紅色をしたものもあれば
白いものもある。その中間的なものや
黄色いものもあるので同じ花だろうかと迷うこともしばしば。

地域によって変異もあるようなので
紛らわしいがとりあえずイカリソウの仲間であることは
すぐにわかるだろう。

写真はどれも新潟県で見たイカリソウ。

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久しぶりにアオイスミレを堪能 [スミレ]

アオイスミレは雪解けと共に咲く花期の早いスミレ。
だから春先に一番早く咲き出すスミレとなっているが
自宅周辺では見られないスミレなので
私にとっては早く見られるスミレという位置づけではない。

愛知県でも見られるところはあるが
やっぱり雪国の雪解け後に一斉に出てくるところを見たいもの。

だから私がアオイスミレを見るのは
4月中下旬になることが多い。

今回は新潟県の標高600mほどの山。
咲いていたのは400mあたりが一番よく咲いていて
あちこちで塊となっていた。

ブルーのアオイスミレが一般的だが
ここでは白に近いものの方が多く清楚な感じがした。

アオイスミレは地を這うように咲くものが多く
立ち上がって写真的にいいポーズを作ってくれるものが少ない。
それでも今回は絵になる場面も多く
なによりも群生していてくれたことが嬉しかった。

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イブキスミレの魅力 [スミレ]

イブキスミレは隔離分布すると言われ
どこでも見られるスミレではない。

しかし咲くところでは当たり前のように咲いているから
普段見慣れているとそんな風に思えないかもしれない。

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イブキスミレの魅力は
しなやかさ。

花は淡い色をしていて
葉は薄くしなやかでふわふわ感がある。


優しさがあって気品があると言ってもいいだろう。
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スミレの仲間は有茎種と無茎種に大きく区別されるが
イブキスミレは花の時期は無茎種で花の後、茎を伸ばす不思議なスミレ。
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そういう知識もある程度は必要かもしれないが
私はそんなことよりイブキスミレの他のスミレにはない独特の美しさに惹かれる。

白花に近いタイプのものもあって
これも魅力的。
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この美しいイブキスミレが
スミレ遠征で立ち寄った長野県の山で群生していた。
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もう最高!


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