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佐渡のキクザキイチゲ [ときめきの野草]

佐渡のショウジョウバカマは色が白っぽくなることを
昨日紹介しましたが、
全般的に野草の花の色が濃くなる傾向が強いようです。
これは雪国特有の現象で
長い冬の後にやってくる短い春に一気に花を咲かせて実を結ばせるために
よく目立つ色で昆虫たちを引き寄せる植物たちの知恵とも聞きます。
高山植物はその顕著な例でしょう。

キクザキイチゲも佐渡では濃い色のものが多くなります。
太平洋側に咲くキクザキイチゲはほとんど白ばかりで
稀にうっすらブルーになるものを見る程度なのに
佐渡ではブルー系のものが圧倒的に多く
中には赤紫色をしたものも見られます。

下の写真は2日目の午後4時ごろの撮影で
花は萎みかかっていますが全て濃いブルーの花でした。
DSC_8895.jpg


DSC_8899.jpg

もちろん白いキクザキイチゲも見られますが
新鮮な印象を受けるほどです。
これはオオミスミソウにも言えることです。
IMG_8178.jpg

これでも純白ではないですね。

では佐渡のキクザキイチゲの色の変化を
並べてみましょう。
DSC_8863.jpg


IMG_8238.jpg


DSC_8875.jpg


DSC_8866.jpg


DSC_8871.jpg


DSC_8872.jpg


DSC_8882.jpg

いやはや綺麗ですね。
最終日に大佐渡スカイラインを車で走ってみましたが
途中の土手にはこんなキクザキイチゲが群生していました。

本音を言えばもう少し時間をかけて
あちこちを回りたかったところです。
まあ限られた時間の中であれこれ見られたのは
幸運だったのかもしれません。


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