オオバタチツボスミレと湿地周辺に咲く花

最初にカヤノ平を訪ねた時
一番の目的はオオバタチツボスミレを見ることでした。

どこでも見られるスミレではないので
わざわざ出かけて見てきた訳ですが
その時思ったのはオオバタチツボスミレは大きくてダイナミックで
他のスミレにない魅力を秘めたいいスミレだなあと。

今回も目的の花の一つでしたが
むしろオオバタチツボスミレだけでなく
その他の花も見たかったんですね。
そしてブナの森の美しさ。
だからこそ何度も訪れている訳です。


オオバタチツボスミレ














これまで訪れた中では今回が一番状態がよく
花もよく咲いていたように思います。

ではその他の花も少し紹介しましょう。

タテヤマリンドウ


ルイヨウボタン





ワタスゲ


サンカヨウ





ハクサンチドリ








コケイラン





コバイケイソウ


オオタチツボスミレ


ニョイスミレ


サンリンソウ


どの花も美しいですね。
見慣れた花が多くても
ここではどれも輝いた状態で
いつも出迎えてくれます。


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ブナ林と林床に咲く楚々とした花々

昨年に続きカヤノ平を歩いてきました。

目的の花もあるのですが一番のお気に入りは
ブナ林が美しいこと。
そしてその林床に咲く楚々とした花々が
とても美しいのです。

珍しい花ではなくマイヅルソウやユキザサといった
どこでも見られる花が輝き踊っています。
それはカヤノ平のブナ林の美しさが引き出しているのではと思っています。

ということで6月15日に歩いたカヤノ平の
ブナ林とその林床に咲く花々をお届けします。

この日の一番のお気に入りの場面がこれ

ブナの根元に咲くズダヤクシュ



こんな場面も好きです

マイヅルソウもブナ林とはお友達です。

では美しいブナ林やブナの表情をご覧ください。


























マイヅルソウ











ユキザサ





ツクバネソウ


ギンリョウソウ





ミドリユキザサ


ブナは森の翁。
翁が育む森の生態系はとても豊か。
植物たちが安心して生息できる環境がここにあります。
それは虫たちや鳥たちにとっても同じこと。


明日はカヤノ平の湿原などに咲く花を紹介します。


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ビロードモウズイカ

人の背丈を超える高さになるビロードモウズイカ。

お世辞にも繊細な野草とは言えませんが
ダイナミックで迫力がありますね。

地中海沿岸が原産の帰化植物ですが
日本の風土には似つかわしくないなあと見るたびに思います。









こちらでは矢作川の下流域で見られますが
他の場所では見かけることが少ないようです。

図鑑では北海道に多いとあるので寒い地方の方が
生育条件に合うのかもしれません。
そう言えば長野県でもよく見かけます。


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ハナハマセンブリ

かれこれ20年以上矢作川の下流域で観察している
ハナハマセンブリ。

帰化植物ですが花が可愛いので
お気に入りで撮影しています。

この日はまだ咲き出して間もない状態だったので
びっしり花が開いている株はありませんでしたが
咲き出しの初々しい花を見ることができました。









花盛りの頃にもう一度撮影してこようと思います。


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アカバナユウゲショウ

矢作川の河川敷に咲くアカバナユウゲショウ。

今年は例年よりかなり少ないけれど
爽やかに花を咲かせ始めています。















例年だと白花も見られるのですが
今年はまだ確認できていません。
1週間後くらいに再訪予定なので
その時探してみたいと思います。


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紫陽花の咲く散歩道

紫陽花の花が綺麗な季節。

じめじめとした梅雨時は気持ちもじめじめしがちですが
綺麗な紫陽花を眺めて
梅雨時だからこそ紫陽花を楽しむことが出来ると
発想を転換してみてはいかがでしょう。

日本の四季が美しいのは
梅雨があるからということもできます。
どんなこともポジティブに捉えればポジティブな現実がやってきます。
ネガティブに捉えればネガティブな現実が引き寄せられます。

梅雨時だから紫陽花が美しい。
近くの紫陽花の咲く散歩道を歩いてきました。











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ダキバアレチハナガサ

荒れ地や道端や河川敷などで
この時期見られるダキバアレチハナガサ。

花は小さくても背が高く1.5ｍ以上になるのも珍しくない。
上部に小さな紫の花がいくつも咲くので
それなりによく目立つ。

これとよく似たアレチハナガサというのも
同じ時期に咲くが葉が茎を抱かないことと
花の付き方がまばらなので見分けがつく。















風情のある花とは言い難いが
すっかり日本の風景に馴染みつつある帰化植物だ。



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サナエタデ

田植えの頃に花を咲かせるので
ずばりサナエタデ。

なかなか味わい深く綺麗なタデだなあと
毎年眺めています。

こちらでは田んぼの畦や麦畑に多く見られ
時には麦が見えなくなるほど繁殖している場所も見かけます。







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キキョウソウとアメリカフウロ

キキョウソウとアメリカフウロは
どちらも帰化植物。

好きな野草なので
以前は道端や矢作川などでよく撮影したもの。

ところが最近は自宅の庭や畑で撮影することが多くなった。

庭や畑に生えているということは
毎日観察できるということ。

だから花の状態のいい時に撮影できる。

キキョウソウ





アメリカフウロは花ではなく
実になった姿が私のお気に入り。
フウロソウの仲間特有の実と
紅葉した葉が魅力的。






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畦に咲く野草

近所では田植えが終わり
カエルの鳴き声も賑やかになってきました。

田植えが終わったばかりの田んぼの風景は
とても爽やかで好きな風景です。

この季節は田んぼ周辺に咲く身近な野草を
朝の散歩がてらによく撮影しています。

今日はそんな写真の中から2枚。

ニワゼキショウとハハコグサ


ウラジロチチコグサ


畦に咲く草とひとくくりに見下すのではなく
個性豊かな野草の仲間と見てあげたいですね。
田んぼを背景に撮ると
それぞれの個性もよく見えてきます。


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