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シュンランに思う [ときめきの野草]

シュンランは春蘭。

文字通り春に咲く蘭。

この名前がいつ付けられたかは分かりませんが
その頃には春に咲く蘭として
誰もが目にしていたことでしょう。

ところが最近は見る機会がめっきり減ってきました。
昨年咲いていたところを訪ねても
跡形もなく消えていたり、
時には跡形のある場合もあって複雑な気持ちになります。

10年前ならちょっと里山を散策すれば
あちこちで花を見つけたものなんですけどね。

蘭を愛好される方は非常に多く
自宅でお気に入りの蘭の花を愛でることができれば
嬉しい気持ちは分かりますが
自然界から野に咲く蘭の仲間が激減している事実を知ってほしいところです。

その内、人の行為によって絶滅してしまうかもしれません。

ともあれとりあえず
シュンランに関して言えば、まだまだ野に自生しています。

美しい花は野に咲くから美しいのであって
鉢に入れば単なる花壇の花になります。

自然に咲く花のエネルギーと
肥料をもらって過保護の中で育つものとでは
大きな違いがあります。
全く別物なんですね。

野草が美しいのは命の波動が清らかだからなんですね。
それはその場に咲く環境が心地よいから。

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