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初夏の八方尾根 ミヤマアズマギクとユキワリソウ [八方尾根]

毎年6月中旬に登っている八方尾根。

咲き出したばかりの高山植物の美しさと
残雪の山々の壮大な景観は
何度登っても飽きることがない。

6月中旬と言えば梅雨の真っただ中。
天気が心配されるこの時期。
雨ではつまらないし
仮に雨が降らなくても雲の多い季節。
できれば晴れて白馬三山や五竜岳の雄姿を
思う存分眺めたいもの。

今回は散策中に雨は降らなかったものの
雲が多く白馬三山が望めたのはほんの一瞬。
最期のリフトを降りて八方池山荘の裏手から5分間だけ姿を見せてくれた。

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たった5分だけでもこの光景が見られたのは
ラッキー。

6月中旬の八方尾根に咲く花のメインは
ミヤマアズマギクとユキワリソウ。
どちらも雪解けと共に真っ先に花を咲かせるので
いい状態の花を見るならこの時期がベスト。
特にミヤマアズマギクは尾根上に咲くので
八方尾根らしい背景の抜けた写真を撮りたいもの。

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雲が湧いてきて背景に変化が出たのは
かえって良かったかも。

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雪が残る様子を背景に取り入れるのも面白い。

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雲が出てきた時はプラス補正をして
花をハイキーに撮影するのも面白い。

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背景が抜けない時は
咲いている環境を見せてあげた方が
高山植物らしさが出て好きだ。

ユキワリソウもこの時期が一番花の状態がいい。
リフトの下などは大群生していてそこで撮りたい衝動に駆られるほど。

いたるところに咲いているがフォトジェニックな場面は
意外と少ない。
したがって綺麗な花を見つけて接写をすることが多くなる。
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同じ接写でも
タテヤマリンドウが一緒に写っていると
華やかさが増す。
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綺麗な花があれば花だけのアップも。
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天気は時々晴れ間が覗き山がちらっと見えたりもする天気。
そんな瞬間を見逃さないように撮影。
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八方池はまだ雪解けが始まったところ。
この時期としては遅い方だろう。
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八方池周辺にはユキワリソウがよく咲いていた。
せっかくなので山が見えるタイミングを見計らってあれこれ撮影。
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近くにエチゴキジムシロも咲いていたので
同じように撮影。
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この時期に咲く花の種類は少なくても
咲き出したばかりの新鮮な花と
残雪の山の景観が楽しめるので
ほとんど毎年登ってます。

明日はクモマスミレなど他の花を紹介予定。



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コメント 2

やまそだち

今までで一番良い八方でした。雪をかぶった八方池は初めてです。やはり雪割草はこの時期が一番、良いですね。
有難うございました。

by やまそだち (2021-06-20 19:37) 

深谷

やまそだちさんこんにちは。
楽しい山歩きでしたね。
花の進み具合も昨年より遅い感じでした。
その分ユキワリソウが輝いていたように思います。

またご一緒しましょう。
by 深谷 (2021-06-21 15:53) 

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