クモマスミレなど

夏山登山で見られるスミレの種類は
それほど多くありません。

今回の白馬岳登山で出会ったスミレは3種類。
クモマスミレ、キバナノコマノツメ、ミヤマツボスミレ。

どのスミレもよく観察しているスミレですが
やはり山で出会うと格別です。

特にクモマスミレは咲く場所も限定的で
数も多くないので綺麗な状態で咲いていれば
運が良かったと感謝感謝です。

クモマスミレ　1


花期は過ぎていましたが探してみると
綺麗な状態のものが見つかりました。

クモマスミレ　2


最も標高の高いところに咲くスミレとして知られていますが
実際にはカメラを向ける人はほとんどいません。


キバナノコマノツメ


一見するとクモマスミレと同じように黄色いスミレですが
咲く環境が全く違います。
クモマスミレが稜線などの岩礫地に咲くのに対し
キバナノコマノツメはやや湿り気のある草地などを好みます。

ミヤマツボスミレ　1


ツボスミレの高山型で葉の先が丸みを帯びます。
写真のものは少しピーク過ぎのため
花弁が反り返り気味になっています。

ミヤマツボスミレ　2


よく咲いていてもまとまりがなく
撮影しにくいスミレです。

他にもウスバスミレの葉を見かけましたが
花は終わっていました。


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