イヌホオズキとアメリカイヌホオズキ

道端や空き地などに生えるイヌホオズキ。
別名バカナス。

ひどい名前を付けたものだと呆れる。
植物を愛する人なら決してこんな名前は付けないよね。
世の中には植物を学問としてそれを専門にされている方も多いが
役に立たない意味でイヌを付けたり
ましてやバカナスなんて言う別名からは
愛情のかけらも感じないですね。

植物を研究される方ならせめて植物に対して
敬意を払ってほしいと思うのは私だけではないはず。

ではそのイヌホオズキから






白い小さな花なので道端で見かけても
あまりインパクトはありませんが
よく見るととても愛らしいですね。
この後垂れ下がる黒い実もいいですよ。


次はアメリカイヌホオズキ。


花の色は淡い紫色をしています。
花の大きさはイヌホオズキと同等か少し小さいかなという印象です。
全体的にイヌホオズキより華奢で
茎も細いのですが、その分すっきりとした佇まいに見えます。



中には白い花もあるので混同しがちですが
茎の太さを見るとだいたいわかります。
実もイヌホオズキと同じように黒くなりますが
イヌホオズキの実には艶がないのに対し、
アメリカイヌホオズキの実には艶があります。



やっぱり花はアメリカイヌホオズキの方が
魅力的かなと思います。

どちらも身近な野草ですが
アメリカイヌホオズキの方が少ないですね。


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