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ミヤマアズマギク [八方尾根]

私が白馬村を年に何度も訪れるのは
花も山も風景も全てが美しいからなんですね。

里の田舎の田園風景もいいし、その眺めの向こうには
後立山連峰と言われる北アルプスの3000m級の山々が聳えます。
特に白馬三山はシンボル的な存在で、
いつ眺めても圧倒的な迫力で迫ってきます。

そしてその白馬三山や五竜岳、鹿島槍ヶ岳を展望できる
八方尾根は展望だけでなく花の宝庫で、
春から秋まで百花繚乱の花を楽しむことができます。

今回は6月19日に八方尾根を歩いてきましたので
その中からミヤマアズマギクのお届けです。

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八方尾根の魅力は尾根に咲く花を山の景観と共に
楽しめることでしょうか。
遮るものがないので、花が浮き立つように撮影できて
その中に山を背景に写しこめることは、
植物写真を志したことのある人なら、その魅力はわかってもらえるのではないでしょうか。

上の写真などは八方尾根らしい典型的な写真かもしれません。
雲があったりガスが出ているときなどは
こんな風にはいきませんが、それでもすっきりとした写真が撮りやすい場所なんですね。

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ミヤマアズマギクは高山植物の一つ。
分布は局所的であるためどこの山でも見られるわけではないのですが、
白馬山系には多く自生しています。
八方尾根ではユキワリソウと並んで雪解け直後から咲き出してきて、
一足早い稜線の花として親しまれています。

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高山植物は厳しい環境の中で生き延びる知恵を
自ら構築してきました。
短い夏の間に花を咲かせ実を結ぶ行為は
平地の植物と比べると圧倒的に早く
綺麗な花の見られる期間が短いのも特徴です。

そんな中で綺麗な花に出会えた時は本当に嬉しいものです。

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高山植物の生きざまはいつ見ても見事だなあと感心させられます。

最後はミヤマアズマギクの白花です。

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若い頃から30年以上山に登っていますが、
綺麗な状態で白花を見るのは初めてでした。
こんな出会いも嬉しいものです。


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