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注目度の低いオギ [身近な野草]

オギとススキはよく似ている植物。

よく似ていてもススキは話題になることが多くても
オギが話題になることは少ない。

なぜなんでしょうね。

どちらも群生するしあちこちで見かけるのに。

ススキは山野に多く
草原のような場所では見事に群生するところが
あちこちにあって観光名所になっているところもあるくらい。

一方オギは河原や湿り気の多い場所に生え
こちらも大群生します。

華やかさで言えばオギの方が少し大きくて
日に当たるとススキ以上にキラキラと輝きます。

河原の土手や河川敷などで群生しているのはほとんどオギ。

私がよく出かける矢作川でも見事に群生しています。

でも話題にならないのがオギなんですね。

IMG_1050.jpg

ススキが株立ちするのに対し
オギは地下茎から一本ずつ立ち上がるので株立ちしません。

穂の状態もススキが上に向かって広がる傾向があるのに対し
オギは横向きになります。

小穂にノギがあるのがススキでノギの無いのがオギという
見分け方もありますがいちいち調べなくても
全体の姿を見れば分かります。

DSC_2530.jpg

迫力のあるのがオギで
風情を感じるのがススキとも言えますね。
ススキは秋の七草にも入る昔から親しまれてきた野草ですから。

IMG_1065.jpg

ちょうどこれからが夕陽に照らされて
オギがキラキラに輝く季節。
そんな場面を今度は紹介したいと思います。


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