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道端を切り取る [身近な野草]

長野、群馬、新潟を巡って
好きな野草を見に出かけたのはもう2週間も前のこと。

自宅周辺では見られないスミレの仲間や
日本海側の雪の多い地方に咲く花は花も美しいし
景観もいい。
わざわざ出かけなければ見られない花がほとんどなので
そんな花たちを目の前にした時は舞い上がるほど嬉しいもの。

帰宅後撮影してきた写真を振り返っていると
シャッターを押したときの状況が鮮明に蘇ってくる。
20年前の写真でも同じように蘇ってくるのは
それだけ野草に対する思い入れが強いからかもしれない。

咲いている花を見た時の感動が
そのまま写真に写し込まれているような気もしてくる。

野草の写真は感動がないといい写真は撮れないというのが
私の持論。
咲いている花を見て、わあ綺麗だなあと思った感動がいい写真に繋がる。
いい写真とは技術的なものではなくその人の想いが入っている写真。
もちろん技術に裏付けがあることに越した事はないが
技術によって花のいい写真が撮れる訳ではないことは確か。

そんな観点からすれば
野草写真の被写体は何でもいい。
珍しい花でなくてもありふれた雑草と言われるものであっても
撮る人が感動しながら撮影したものであれば
立派な作品になる。

私が身近な野草を好んで撮影するのも
美しいと感じるから。
遠くに遠征して見る野草と同じレベルで比較はできないかもしれないが
撮る時の想いはなんら変わりはない。

昔コマクサとホトケノザとどちらが尊い植物かというコラムを書いたことがあるが
その結論は同等。
命に差別はないというのが私の想い。

遠征以後遠出はしていないが身近な野草を撮って楽しんでいる。

昨日は田んぼ周辺の野草を切り取ってみた。
ありふれたつまらない野草と思えばつまらない野草に映るが
どの野草も同じ命を育む尊い植物と見れば
それぞれの命の躍動が見えてくる。

そして美しいなあと感動する。
雪国に咲く野草と何ら変わりはない。

カラスノエンドウ
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カラスノエンドウとハハコグサ
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ハハコグサ
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スイバとハルジオンなど
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スイバ
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オヤブジラミ
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トウバナ
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