面ノ木で見つけた秋

最近は面ノ木に行くことが減ったなあと
思いながら雨の中ハンドルを握った。

時折激しく雨が降るが、午前中には止むはずという確信めいたものがあって
不安など一切ない。
花の撮影が目的なので雨が降らない方がいいに決まっているが
降っても大降りでなければ問題ない。
雨なら雨を楽しむのも良し、
雨上がりなら雨上がりを楽しめばいい。
晴れれば晴れの情景が見られるし
曇りには曇りの良さもある。

つまりどんな時もベストコンディション。

8時半に面ノ木に着いた時はまだ雨が降っていて
少し霧もかかっていた。
霧の中のブナ林なんて最高じゃないですか。
傘をさして霧に霞む湿潤なブナ林を撮影。

花はアザミの仲間とシロヨメナ、アキノタムラソウが咲いていたが
こちらは眺めただけで撮影なし。

そして場所を移動して
ツルニンジンやシコクママコナなどを撮影する頃には雨も上がった。
ツリフネソウやキツリフネも咲き出していていよいよ秋の気配も
色濃くなってくるのだろうと思っていたところで出会った秋色。

カエデの仲間やツタも少しずつ色づき始めていた。






雨上がりだからこそ
浮き出てくる色彩なんですね。


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