ヒサカキの雄花と雌花

春先に咲くヒサカキの小さな花。

先日ある自然公園でヒサカキの花を撮影していたら
散歩をされていたおばちゃんから
「何撮ってるんですか？」
と質問され、ヒサカキの花ですと答えると
「あっ！花が咲いてるんですね！」

小さいので気づかれなかったようです。

「せっかく咲いてるんだから見てあげないといけないですね。」
とおばちゃん。
「見てあげると花も喜びますよ。」
と私。

大きな花には目が行くけれど
小さな花には気づかない。
やむを得ないけど気づいて小さな花にも目を向けると
少し豊かな気持ちになれますね。

そんなヒサカキですが雄花と雌花があります。
さらに細かいところに目を向けないと気づきません。

雄花


中に雄しべがいくつもあるのが分かりますね。

雌花


雌しべは1つ
先が3つに分かれています。

中を覗かないと分からないので
下から見上げるような撮り方をしていますが、
雄花も雌花も意識しないで
綺麗な場面を撮ろうと思うとこんな撮り方になります。



頬を染めたようなピンク色が可愛いですね。


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